エイズ(HIV感染)で現れる主な10の症状
エイズ(HIV感染)患者は、ウイルスが免疫機能を低下させることで様々な症状が現れます。以下では、代表的な10の症状を5つのカテゴリーに分けて解説します。
胃腸系の問題
- 嘔吐・悪心:脱水や体力低下を招くため、早期の治療が必要です。
- 乳酸性アシドーシス:体内に乳酸が過剰に蓄積し、胃痛、嘔吐、呼吸困難を伴います。
- 下痢:迅速に対処しないと生命に危険が及ぶことがあります。
手足のしびれ・灼熱感
- 神経障害や抗レトロウイルス薬の副作用で、手足に痛みや灼熱感が出ます。口唇にも同様の症状が現れることがあります。
鼻・口腔の問題
- 口腔カンジダ症(口内炎):カンジダ菌の増殖により、口内に白い斑点や舌の被覆が見られます。
- 副鼻腔炎:頻繁に副鼻腔感染を起こしやすく、症状が繰り返します。
精神・身体的な問題
- 疲労感:体重減少や嘔吐、下痢などと相まって、常に疲れやすくなります。栄養補助が重要です。
- うつ病:長期間にわたる悲しみや意欲低下は、臨床的なうつ病の可能性があるため、早期に専門医の診断・治療が必要です。
体重に関する問題
- 体重減少:嘔吐や下痢により体重が急激に減少します。定期的に体重測定し、医師と対策を立てましょう。
- リポジストロフィー(脂肪再分配):顔面や頸部、腹部に脂肪が集中し、四肢が細くなる「エイズルック」と呼ばれる見た目の変化です。健康上の直接的危険は少ないものの、心理的な負担が大きいです。
