ブラジルにおけるHIVの現状と対策
歴史
1982年にブラジルで初めてHIV感染が確認されました。その後数件が報告されましたが、1985年に民主化が進むと政府は市民団体と協働で「全国エイズプログラム(NAP)」を設立しました。NAPは感染リスクや予防に関する正確な情報を国民に提供することを主な目的としています。
感染傾向
エイズ流行初期は主に男性同性愛者に感染が集中していましたが、1993年以降は異性愛者からの感染が多数を占めるようになりました。Avertのデータによると、初期には約25%が注射薬使用によるものでしたが、現在では血液輸血や注射薬による感染は約7%に減少し、残りの93%は性行為によるものです。
検査体制
政府は感染拡大防止のため、全国でのHIV検査を推奨しています。検査は病院や公的保健施設で容易に受けられ、カウンセリングや診断後のサポートも提供されます。「Fique Sabendo(情報を知ろう)」というスローガンのもと、メディアキャンペーンで検査の重要性を訴えています。
