HIV(エイズウイルス)の兆候と対策
症状
外見だけではHIV感染は分かりません。感染していても症状が出ないことが多く、出ても風邪のように軽く感じることがあります。感染後2〜8週間でインフルエンザ様の症状が現れる人もいますが、ほとんどの場合は検査を受けないと感染に気づきません。
検査の重要性
自分がHIVに感染しているか確実に知る唯一の方法は検査です。抗体検査が一般的で、感染の可能性があると考えられる日から最低でも3か月後に受けると正確な結果が得られます。
AIDS の症状
HIV感染後、長期間症状が出ない人が多いですが、エイズ(AIDS)になると様々な症状が現れます。代表的なものは以下の通りです。
- 喉の痛み、舌に白いコート
- 再発性の酵母感染症、慢性骨盤炎症
- 頻繁な感染症、急激な体重減少、あざができやすい
- 下痢、乾いた咳、皮膚の紫色の斑点や発疹
- リンパ節の腫れ、息切れ、原因不明の出血
- 感覚麻痺、認知機能の低下
治療
現在、HIVやエイズを根本的に治す薬はありませんが、抗レトロウイルス療法(ART)によりウイルスの増殖を抑え、長く健康な生活が可能です。感染が判明したら速やかに医師と相談し、定期的なフォローアップを受けましょう。
予防
性行為による感染を防ぐためには、血液、精液、膣分泌液が絡む行為を避けることが最も効果的です。具体的な対策は次の通りです。
- パートナーを絞り、HIV感染の有無を確認する
- 性行為のたびにラテックスまたはポリウレタン製のコンドームを正しく使用する
- 注射薬使用者は針を共有せず、使用ごとに消毒する
- 母乳育児は感染リスクがあるため、代替ミルクを検討する
HIVは血液、精液、膣分泌液、母乳を介して感染します。上記の予防策を徹底すればリスクを大幅に低減できます。
