HIV検査で結果が不確定になる原因とは?
不確定なHIV検査結果の原因
- 血液サンプルの採取や処理に問題があり、検査が正しく実施できなかった可能性があります。
- 検査は実施されたものの、陽性でも陰性でも判定できない結果となることがあります。これは、感染者がまだ「セロコンバージョン」期間、すなわちウイルスに対する抗体が形成されつつある段階であることが考えられます。
- 他のウイルス感染や特定の抗体が干渉し、結果が不確定になることもあります。
不確定結果が出たときの対処法
- 自宅用検査キットで不確定だった場合は、再度検査を行うことが推奨されます。再検査で陰性が出た場合、どちらの結果が正しいか判断が難しいことがあります。
- その際は、無料検査クリニックへ出向き、カウンセラーに不確定結果を伝えて、RNA検査やp24抗原検査など、より精度の高い検査を受けることが望ましいです。
RNA検査とは
- PCR法を用いたRNA検査は、血液中にHIVの遺伝子情報(RNA)が存在するかを直接検出します。感染後5日以内は偽陰性や偽陽性が出やすく、主に既に感染が確認された人のウイルス量モニタリングに使われます。
p24抗原検査
- p24抗原検査は、感染後1〜4週間の間に血中に出現するウイルスのタンパク質(p24)を検出する方法で、抗体が十分に形成される前に感染を判定できます。
従来のHIV検査が重要な理由
- ELISA(酵素免疫測定法)で血中の抗体をまず確認し、陽性が出た場合は再検査を行います。2回目も陽性であれば、Western blotでウイルスタンパク質の有無を最終確認します。非HIV抗体による偽陽性を除外するためにこの二重確認が必要で、結果が出るまでに約2週間かかります。
