エイズ(AIDS)とHIVの違いとは?

HIVとは

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、免疫系を攻撃するウイルスです。血液、精液、膣分泌液などに含まれるウイルスと接触することで感染します。感染初期は症状が出ないことが多く、体内にウイルスが存在している状態です。

AIDSとは

AIDS(後天性免疫不全症候群)は、HIV感染が進行し、免疫機能が著しく低下した最終段階です。この状態になると、肺炎や結核、トキソプラズマ症などの日和見感染にかかりやすくなります。

エイズとHIVの主な違い

最大の違いは感染の進行度です。HIVはウイルスが体内にあるだけの早期段階で、症状が出ないこともあります。一方、AIDSは免疫系が深刻に損なわれ、さまざまな合併症が現れる後期段階です。

治療と予防

現在、HIVもAIDSも根本的な治癒法はありませんが、抗レトロウイルス療法(ART)によりウイルスの増殖を抑え、免疫機能の低下を遅らせることができます。早期に診断し治療を開始すれば、AIDSへの進行を防ぐことが可能です。

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