シェーグレン症候群の効果的な治療法
シェーグレン症候群は自己免疫疾患で、涙腺や唾液腺などの水分分泌腺が攻撃され、目や口が乾燥します。以下では、目と口の乾燥を和らげるための具体的な対策を紹介します。
乾いた目の対策
人工涙液を使用して目の乾燥を緩和する。
防腐剤不使用の点眼薬を選び、使いやすい製品を見つける。単回分包装のものは細菌汚染を防げます。
夜間に眼軟膏を塗布し、数時間にわたって保湿する。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースのペレットを下まぶたに置き、人工涙液と併用して蒸発を抑える。ペレットが溶けると涙の上に薄膜ができ、湿度を保持します。
涙点閉鎖手術(涙道プラグ、レーザー、焼灼)を検討し、涙が流れ出るのを防ぐ。
パソコン作業や読書時に頻繁にまばたきして、涙の分散を促す。
加湿器を使用して室内の湿度を上げ、乾燥を軽減する。
マスカラはまつげ先端だけに付け、アイライナーやアイシャドウはまつげ上の皮膚にのみ使用し、眼球への刺激を避ける。
服用中の薬が乾燥を引き起こすか医師に確認し、必要に応じて代替薬や対策を講じる。
乾いた口の対策
無糖のガムやハードキャンディを噛んで唾液分泌を刺激する。乾燥した口は虫歯になりやすいので糖分は控える。
食事中や会話中は水や無糖飲料をこまめに飲み、口内を潤す。
医師に唾液代替剤(ジェルタイプが長持ち)や唾液分泌促進薬(ピロカルピン、セビメリン)の使用を相談する。
歯科医で年3回以上の定期検診とクリーニングを受ける。
口内を1日数回水でゆすぎ、食べかすや細菌を除去する。
フッ素配合のノンフォーム歯磨き粉で、食後と就寝前に優しく歯・歯茎・舌をブラッシングする。
毎日デンタルフロスで歯間を清掃し、プラークを除去する。
無糖のキャンディ、ガム、炭酸飲料を選び、甘いものを摂取したらすぐに歯を磨く。
口内の潰瘍や赤みを毎日チェックし、出血や痛みがあれば速やかに歯科医へ相談する。
歯科医にフッ素塗布やフッ素サプリ、夜間用フッ素ジェルの使用が必要か相談する。
ひび割れた唇にはワセリンやオイルベースのリップクリームを塗り、炎症や痛みが強い場合は医師に軟膏やジェルでの治療を依頼する。
