MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)とは? 症状・感染経路・予防・診断・治療

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は、抗生物質メチシリンに対して耐性を持つ黄色ブドウ球菌で、皮膚感染症を中心に様々な症状を引き起こします。1961年に初めて確認され、メチシリンが開発されたわずか2年後に報告されました。

症状

  • 膿を伴う腫れや膿瘍、ほくろ状の膿胞
  • 炭痂(たんか)や膿痂疹(膿性皮膚炎)
  • にきび様の皮膚炎や膿痂疹

感染経路

  • MRSAが付着した物品(タオル、医療器具など)に触れることで感染
  • 感染者との直接的な接触(皮膚の傷口を介して)

予防策

  • 手洗いや入浴など、日常的に清潔を保つ
  • 切り傷や擦り傷はすぐに清潔な絆創膏で覆う

診断方法

  • 膿や皮膚病変からの培養検査でS. aureusを検出
  • 培養した菌に対しメチシリン耐性を確認し、MRSAかどうかを判定

治療法

  • メチシリンに耐性があるため、バンコマイシンやリネゾリドなどの抗生物質を使用
  • 必要に応じて他の抗菌薬と併用し、感染部位に応じた治療を行う

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