便が黒くなる主な原因と対策
便が黒くなると、血液が混じっている可能性や、薬・食べ物の影響が考えられます。原因を把握し、必要に応じて医師の診察を受けましょう。
1. 消化管からの出血(メレナ)
上部消化管(胃や小腸)からの出血があると、便が黒くなることがあります。主な原因は次の通りです。
- 潰瘍性胃潰瘍
- 胃炎
- 食道炎
- 静脈瘤出血
- マロリーワイス症候群(食道裂傷)
2. 薬剤の影響
以下の薬剤は便を黒色や濃い茶色に変えることがあります。
- 鉄剤サプリメント
- ビスムス(Pepto‑Bismol)
- 活性炭
- ビスマス含有の制酸剤
3. 食品による変色
特定の食品も便の色を濃くします。
- 黒甘草
- ブルーベリー
- チェリー
- ぶどう
- 赤ワイン
4. 消化管疾患
いくつかの消化管疾患が黒い便を引き起こすことがあります。
- クローン病
- 潰瘍性大腸炎
- 偽膜性大腸炎
- 憩室症
5 その他の稀な原因
まれに、次のような疾患が黒便の原因になることがあります。
- 黒色メラノーマ
- ウィップル病
- アジソン病
黒い便が続く場合や、腹痛・嘔吐・体重減少など他の症状がある場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
