ポッツ病(結核性脊椎炎)の兆候と症状
罹患率
米国では毎年約4,000件の肺外結核が報告されており、その中で脊椎が最も頻繁に感染する部位です(Wheeless整形外科教科書)。
症状
ポッツ病の最も初期で一般的な症状は背部痛です。病状が進行すると、発熱、夜間発汗、食欲不振、体重減少が現れ、足にしびれや麻痺、筋力低下が起こることがあります。
進行
感染が進むと椎間板が破壊され、椎体が崩壊・変形し、脊椎が縮むことがあります。適切に治療しなければ、脊椎全体が破壊されていきます。
リスク要因
不十分な治療で結核が再活性化することが主なリスクです。特に開発途上国で多く、HIV/AIDS患者でも罹患リスクが高まります。
治療法
抗結核薬による化学療法が第一選択です。骨折や不安定性がある場合は、脊椎固定用のロッドを埋め込む手術が必要になることがあります。重症例では、より広範な外科的除去や再建手術が行われます。
