代表的な感染症について

感染症はウイルスや細菌などの病原体によって、人から人へと広がる病気です。米国疾病予防管理センター(CDC)は、感染症の起源や予防・治療法の研究を行う政府機関です。米国や他国でよく見られる感染症は、伝染性が高いものの、適切な治療やワクチンで予防できるものが多くあります。

インフルエンザ

インフルエンザ(通称「インフルエンザ」)は、複数のウイルスが原因で起こります。鼻や喉、気管支、肺の機能に影響し、発熱・体温変動・咳・背中や腕・脚の痛み・鼻づまり・嘔吐や下痢などの症状が現れます。毎年インフルエンザワクチンが接種可能です。

はしか・流行性耳下腺炎(おたふく風邪)

はしかと流行性耳下腺炎はどちらもウイルスが原因です。はしかは呼吸器系の感染症で、咳・鼻水・発熱・口内の赤い斑点や赤褐色の発疹が特徴です。流行性耳下腺炎は発熱・頭痛・耳下腺の腫れ・食欲不振などを引き起こします。いずれも2回接種のワクチンで予防できます。

クラミジア・淋病

クラミジアと淋病は細菌性の性感染症(STD)です。多くの場合症状はありませんが、女性は膣分泌物・排尿時の痛み・月経間の出血、腹痛・嘔吐・発熱などが出ることがあります。男性は排尿時の痛み・陰茎周辺のかゆみ・分泌物が見られます。いずれも抗生物質で治療可能です。

水痘・帯状疱疹

水痘はウイルス性の非常に感染力の高い病気で、鼻水・くしゃみ・咳のほか、かゆみを伴う発疹が出ます。子どもは通常10〜14日で自然回復し、薬は不要です。かゆみ止めのカラミンローションが有効です。水痘にかかった後、同じウイルスが再活性化すると帯状疱疹となり、激しい痛みを伴う発疹・発熱・倦怠感・しびれやチクチク感が現れます。抗ウイルス薬や三環系抗うつ薬、抗けいれん薬で治療します。

肝炎

肝炎は主にA型、B型、C型の3つのウイルスが原因で肝機能に障害をもたらします。共通の症状は食欲不振・吐き気・嘔吐・下痢・黄疸・尿の色の変化です。A型・B型にはワクチンがあります。C型はウイルスへの曝露を避けることが予防の鍵です。

手足口病

手足口病はエンテロウイルスが原因で、特に10歳未満の子どもに多く見られます。発熱・頭痛・食欲不振・手足や口内に水疱や潰瘍ができ、喉の痛みを伴います。市販の解熱鎮痛剤(例:タイレノール)で症状を緩和できます。

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