腸チフスワクチンの副作用と注意点

腸チフスはサルモネラ・チフス菌によって引き起こされ、高熱、倦怠感、食欲不振、腹痛、頭痛などの症状が現れます。致死率は30%に達することもあるため、感染リスクの高い地域へ渡航する際はワクチン接種が推奨されます。

ワクチンの種類

  • 不活化ワクチン(注射)
  • 生ワクチン(経口)

どちらを選ぶかは渡航先、滞在期間、基礎疾患の有無などで判断します。

不活化ワクチンの副作用

  • 注射部位の赤みや腫れ:最大7%
  • 発熱や頭痛:1〜3%

生ワクチンの副作用

  • 発熱:約5%
  • まれに腹部不快感、吐き気、嘔吐、発疹など

重篤な反応

米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、ワクチンによる重篤な副反応は極めて稀です。主な症状は高熱、呼吸困難、声のかすれ・喘鳴、じんましん、全身倦怠、顔色の蒼白、頻脈、めまいなどです。

接種時の注意点

免疫機能が低下している人は生ワクチンを受けるべきではありません。具体的には化学療法・放射線療法を受けている方、HIV/AIDS感染者などが該当します。

感染症 - 関連記事