多剤耐性菌(MDRO)とは何か?
多剤耐性菌(MDRO)とは
多剤耐性菌(MDRO)は、複数の抗生物質に対して耐性を獲得した微生物のことです。その結果、感染症の治療が困難になり、場合によっては治療不可能になることがあります。
MDROが引き起こす主な感染症
MDROは以下のようなさまざまな感染症を引き起こすことがあります。
- 肺炎
- 尿路感染症
- 血流感染症(菌血症)
- 皮膚・軟部組織感染症
- 胃腸感染症
公衆衛生上の重大な脅威
MDROは治療が難しいため、入院期間の延長や医療費の増大、最悪の場合は死亡につながります。したがって、公共の健康にとって深刻なリスクとなります。
耐性菌が広がる主な要因
- 抗生物質の過剰使用
- 感染管理の不徹底
- 清潔な水や衛生設備へのアクセス不足
- 耐性菌が蔓延する地域への旅行
拡散防止のためにできること
- 必要な時だけ抗生物質を使用する
- 医師の指示通りに正しく服用する
- 症状が改善しても処方された全期間を必ず完了する
- 手洗いや咳エチケットなど、基本的な衛生習慣を徹底する
- 予防可能な感染症はワクチン接種で予防する
- 病気の人との接触を避ける
