卵子提供に必要な医学的条件

卵子提供者は、自身の遺伝的子どもを持てない女性に卵子を提供する人です。提供者と受取人は体外受精(IVF)という不妊治療を受けます。提供者は卵子提供前に心理カウンセリングと徹底した医学的スクリーニングを受け、合格すれば受取人とマッチングされます。

心理的スクリーニング

  • 卵子提供者は通常、心理的スクリーニングを受ける必要があります。不妊治療センターは、過去に精神疾患の既往がなく、提供に支障がないかを確認します。また、提供者が自らの決断の意味を十分に理解しているか、カウンセリングで確認します。

医療歴

  • 卵子提供候補者は遺伝性疾患や家族歴を把握するために様々な検査を受けます。がんや心疾患などの家族歴、近親者や遠縁の健康状態、アルコール・タバコ・薬物使用歴、過去の不妊治療歴などが質問されます。

生殖系の状態

  • 提供者は卵巣機能を評価する検査を受けます。IVFで使用する刺激薬に対する反応や、卵巣予備能(ホルモン分泌)を測定し、十分な卵胞が得られるかを確認します。ホルモンバランスが崩れている、卵胞が不足している場合は、近親者への提供以外は認められません。

指示遵守能力

  • 提供者は医師や看護師の指示を正確に守れるかが重要です。薬剤の自己注射、診療予約の遵守、卵子採取のための小手術への同意などが求められます。指示に従えないとプログラムから除外されます。

身体的特徴

  • 提供者の目の色、髪質、身長、体重、体格などの身体的特徴は詳細に記録され、受取人とのマッチングに活用されます。

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