精子数が減少する原因は?
低精子数は男性不妊の主な原因です。1年以上避妊なしで妊娠を試みても成功しない場合、医師は男女ともに検査を行い、問題を特定します。男性側で精子の運動率、質、または数が低下していると、不妊と診断されます。精子数の減少には様々な要因があり、薬物療法や生活習慣の見直しで改善できることもあります。
放射線
がん治療の放射線や過度のX線検査は、精子を産生する細胞を直接損傷し、精子数を大幅に減少させます。放射線に曝露された細胞が正常に精子を作り始めるまでには、約2年かかることがあります。場合によっては回復しないこともあります。
栄養不足
セレン、ビタミンC、亜鉛などの必須栄養素が不足すると、精子数が低下しやすくなります。ビタミンCは精子がくっつくのを防ぎ、ビタミンB12やビタミンEは精子の生成と活動を助けます。妊活中の男性はこれらの栄養素を積極的に摂取しましょう。
性感染症(STD)
性感染症は精子数減少の大きな要因です。特にクラミジアは症状が出にくく、検出が難しいため注意が必要です。感染により産生される抗体が精子の生成を阻害し、受精率を低下させます。
過度な運動
サイクリングやマウンテンバイクなど、長時間の振動が陰嚢に与える衝撃は血管を損傷し、精子の運動性に悪影響を与えることがあります。
過熱
陰嚢が過度に熱くなると、精子の発育が阻害されます。タイトな下着やノートパソコンを股間に近づけて使用することが原因です。ボクサーショーツに変更したり、ノートパソコン用の熱遮蔽シートを使用するなど、簡単な対策で温度を下げることができます。
これらの要因を見直し、適切な対策を取ることで精子数の改善が期待でき、妊娠の可能性が高まります。
