壊死性筋膜炎(ネクロタイジング・ファシチス)とは

壊死性筋膜炎とは

壊死性筋膜炎(necrotizing fasciitis)は、稀ながら非常に重篤な細菌感染症で、皮膚の小さな傷口から体内に侵入した細菌が筋膜(筋肉・神経・血管を包む結合組織)を急速に広がります。免疫力が低下している人に多く見られますが、健康な人でも発症する可能性があります。

感染経路と進行

切り傷ややけど、外科手術の切開部など、皮膚の破損が細菌の侵入口になります。侵入した細菌は筋膜を通じて広がり、組織の壊死を引き起こします。進行が速く、適切な治療が遅れると命に関わります。

主な症状

以下の症状が現れたら、すぐに医療機関を受診してください。

  • 激しい痛み(傷口周辺の痛みが異常に強い)
  • 腫脹・赤み・熱感
  • 水疱や潰瘍、皮膚の黒変
  • 発熱・寒気
  • 吐き気・嘔吐

治療と予後

早期に抗生物質投与と外科的除去(デブリードマン)を行うことが最も重要です。場合によっては集中治療や補助的なサポートが必要になります。早期診断と適切な治療が行われれば、切断や死亡といった重篤な合併症を防ぐことができます。

症状が疑われたら、遅れずに医師の診察を受けましょう。

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