なぜ毎月排卵期にしこりができるのか?
排卵期に感じるしこりや結節は、ほとんどの場合「黄体嚢胞(Corpus luteum cyst)」です。これは排卵後に卵巣にできる小さな液体で満たされた嚢(袋)で、月経周期の正常な一部です。通常、数週間以内に自然に消失します。
排卵の流れ
排卵は、28日周期の約14日目に成熟した卵子が卵巣から放出される現象です。個人差はありますが、月経周期の中頃に起こります。
黄体の形成
卵子が放出された後、卵子を包んでいた卵胞は崩壊し、黄体(Corpus luteum)になります。黄体はプロゲステロンというホルモンを分泌し、子宮内膜を厚くして受精卵の着床に備えます。
黄体嚢胞とは
時に黄体が液体で満たされ、嚢胞が形成されます。ほとんどの場合、無害で数週間で自然に消失しますが、嚢胞が大きくなると腹痛や不快感を伴うことがあります。
受診の目安
排卵期にしこりが気になる場合は、産婦人科医に相談しましょう。医師が超音波検査などで嚢胞の大きさや状態を確認し、必要に応じて経過観察や治療を提案します。
