羊水穿刺:胎児遺伝子検査の基礎と活用
羊水穿刺とは
羊水穿刺は、胎児を包む羊水嚢から羊水を採取し、胎児の染色体や遺伝子情報を調べる検査です。
実施時期
主に妊娠15週から20週の間に行われます。この時期は胎児の細胞が十分に羊水中に存在し、正確な解析が可能です。
主な目的
- 染色体異常(例:ダウン症候群、エドワーズ症候群など)のスクリーニングや確定診断
- 遺伝性疾患の有無の確認
- 胎児の性別判定(医療上必要な場合)
検査の流れ
超音波で胎児と羊水嚢の位置を確認した後、細い針を腹壁から刺し、羊水を数ミリリットル採取します。採取した羊水はラボに送られ、胎児細胞の染色体解析やDNA検査が行われます。
検査結果と活用
検査により染色体異常や特定遺伝子変異が判明すれば、将来の医療方針や出生後のケアについて、妊婦とパートナーが十分な情報に基づいて判断できます。
