腎不全患者のための低カリウム・低ナトリウム食事法

腎不全食事療法は、腎臓への負担を軽減することを目的とした食事法です。腎臓は体内のナトリウムやカリウムなどのミネラルを調整しますが、食事でこれらの摂取量を管理することで、腎機能の低下を遅らせる可能性があります。また、タンパク質の総摂取量を抑えることも重要です。

低ナトリウム食

1日あたり2,000〜2,200 mgのナトリウムに抑えることを目標とします。実践のコツは、毎日小さなノートにナトリウム摂取量を記録し、食品の栄養表示やオンライン情報で塩分量を確認することです。低ナトリウムの代替品を探し、外食や加工食品はなるべく避けましょう。最も確実なのは、食材を自分で調理し、使用する食塩を最小限に抑えることです。ただし、体は適切な体液バランスを保つために一定量のナトリウムが必要なので、極端に低くしすぎないよう注意してください。

低カリウム食

カリウムが多く含まれる食品(バナナ、コーヒー、チョコレート、ブロッコリー、アプリコット、キノコ、オレンジ、プラム、濃い緑葉野菜など)は控え、代わりに低カリウムの食材を選びます。具体例は、りんご、さくらんぼ、ベリー類、梨、玉ねぎ、きゅうり、麺類、豆類、ぶどうなどです。

タンパク質制限

1日あたり40〜60 gのタンパク質に抑えることが目安です。肉類や乳製品(牛肉、魚介類、鶏肉、卵、チーズ、牛乳など)を中心に摂取量を調整し、必要な量だけを確保します。ナトリウムと同様に、毎日のタンパク質摂取量を計算し、記録することで食事の調整がしやすくなります。

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