門脈の役割とは?
門脈の概要
門脈は消化器官、脾臓、膵臓からの血液を肝臓へ運ぶ主要な血管です。肝臓に血液が届く経路は、門脈と心臓から酸素を含む血液を運ぶ肝動脈の二本です。
門脈の主な機能
栄養素の輸送
消化管で吸収されたアミノ酸、ブドウ糖、フルクトース、ガラクトース、脂肪酸、ビタミンなどを肝臓へ運びます。また、薬物や毒素も門脈を通じて肝臓に届きます。
栄養素の貯蔵
肝臓は門脈から運ばれたブドウ糖をグリコーゲンとして蓄え、血糖値の調整に利用します。
解毒作用
アルコールや薬物、代謝産物といった有害物質を分解・無害化し、体内への影響を抑えます。
薬物代謝
肝臓は門脈で運ばれた薬物や外来物質を代謝し、尿や胆汁中に排泄しやすい形に変換します。
胆汁の生成
脂肪の消化に不可欠な胆汁を肝臓で産生し、胆嚢に貯蔵したうえで小腸へ放出します。
