腎臓の機能と血圧の関係

腎臓の概要

腎臓は腹部の背面、脾臓の左右に位置する豆形の臓器です。腎動脈が全身から血液を運び、血液中の老廃物や余分な水分をろ過します。ろ過された血液は腎静脈を通じて心臓に戻り、尿として尿管を経て膀胱へ送られます。

腎臓の主な機能

腎臓は尿生成を通じて血液から老廃物と余分な水分を除去します。また、血圧調整やカルシウム・リンの代謝に関わるホルモン(レニン、エリスロポエチン、活性型ビタミンD)を分泌し、心血管系や骨の健康を支えます。

血圧とは

血圧は循環血液が血管壁に及ぼす圧力で、体の基本的な機能を評価する指標です。通常は上腕の橈骨動脈で測定され、心臓から血液が出た直後や心臓に戻る直前が最も低い圧です。

高血圧(hypertension)

高血圧は遺伝的要因や食生活の乱れが原因とされ、心臓に余分な負荷をかけます。その結果、血管壁にアテローム性プラークが蓄積し、心筋が肥大・肥厚し、最終的に心不全や死亡リスクが高まります。

慢性腎不全(慢性腎臓病)

慢性腎臓病は腎機能が徐々に低下する状態で、最大の原因は高血圧です。血管壁への過剰な圧力が腎臓の構造を破壊し、最終的に透析や腎移植が必要になります。主な症状は血中の尿素やカリウム濃度上昇や水分貯留です。

腎臓病 - 関連記事