シナモンは低血糖を修正しますか?

糖尿病のコントロール

シナモンが血糖値に与える影響の研究は、主に糖尿病患者を対象に行われています。低血糖(血糖値が低い状態)は糖尿病の前段階や合併症として現れることがありますが、シナモンが低血糖を正常範囲に上げるという証拠はありません。現在の研究では、シナモンは血糖値を下げる可能性があると示唆されているものの、上げる効果は確認されていません。

初期の研究

2003年に米国糖尿病協会が承認した研究では、糖尿病患者60名に対し、最大6 gのシナモン(カシアまたは中国シナモン)を40日間毎日投与しました。その結果、1 g、3 g、6 gのいずれの摂取量でも血清グルコース、トリグリセリド、LDLコレステロール、総コレステロールが低下したと報告されています。「シナモンを食事に取り入れることで、2型糖尿病患者の心血管リスク因子が減少する可能性がある」と研究者は結論付けました。

その後の研究

後続の研究では結果がまちまちです。カシアシナモンが血糖値や脂質を改善するという報告もあれば、効果が見られなかったという報告もあります。たとえば、2006年4月号のJournal of Nutritionに掲載されたオランダの研究では、閉経後の2型糖尿病女性に対しシナモンを投与しても、インスリン感受性、経口糖負荷試験、血中脂質に有意な変化は見られませんでした。「シナモンの健康効果については、さらなる研究が必要である」と著者らは述べています。

さらなる疑問

2008年1月号のDiabetes Care(米国糖尿病協会)でも、シナモンがA1C、空腹時血糖、脂質パラメータを改善するという証拠は得られませんでした。「シナモンが前糖尿病や高リスク患者の糖尿病予防に有効かどうかは不明である」と結論付けられています。

安全性

シナモンの有益性はまだ確定していませんが、適量であれば多くの人にとって安全と考えられます。ただし、糖尿病薬と併用すると血糖値が過度に低下する恐れがあるため、1日6 g(約小さじ1)を超える摂取は推奨されません。WebMDは、低血糖の兆候に注意し、連続使用は40日以内にとどめるよう勧めています。

カシアシナモンに含まれるクマリンは、感受性のある人や既存の肝疾患を持つ人で肝障害を引き起こす可能性があります。肝疾患がある方は大量摂取を避けてください。

妊娠中や授乳中の安全性は十分に確認されていないため、WebMDは使用を控えるよう推奨しています。

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