鼻孔内の痛みを伴うしこりの主な原因
はじめに
鼻孔内の骨に沿って触れられる、小さく硬く動かせないしこりがあり、強い痛みを伴う場合、考えられる原因はいくつかあります。以下に主なものを紹介します。
1. 鼻腫瘍(膿瘍)
毛包や皮脂腺の細菌感染により膿がたまり、赤く腫れた痛みを伴うしこり(膿瘍)となります。
2. 鼻前庭炎
鼻孔内の皮膚が炎症を起こす疾患で、細菌感染が主因です。小さな痛みを伴うしこりやかさぶたができることがあります。
3. 骨腫(オステオーマ)
鼻腔や副鼻腔にできる良性の骨腫瘍で、成長は遅いですが硬いしこりとして触知され、痛みや違和感を引き起こすことがあります。
4. 歯科系感染症
歯根嚢胞や歯の膿瘍が顎の骨へ波及し、鼻孔側に腫れや痛み、しこり感を生じさせることがあります。
5. 悪性腫瘍(がん)
稀に、鼻腔内の硬いしこりは扁平上皮がんや腺がんなどの悪性腫瘍である可能性があります。喫煙歴や発がん性物質への曝露がリスクを高めます。
診断と受診の目安
症状が続く、腫れが拡大する、痛みが強い場合は、耳鼻咽喉科や歯科医師に早めに受診してください。画像検査(CT・MRI)や組織検査(生検)で正確な診断を行い、必要に応じた治療を受けることが重要です。
