慢性的な首の痛みについて

種類

慢性的な首の痛みには2つのタイプがあります。1つ目は首に鈍い痛みがあり、肩や腕に広がり、腕の筋力が低下することがあります。2つ目は腕や脚のしびれ・脱力、バランス感覚の低下、歩行困難、首のこりが伴い、脊髄が圧迫されている可能性があります。首だけでなく全身に症状が出るため、誤診しやすいです。

重要性

首の最初の7つの椎骨からなる頸椎は、脊髄を保護する重要な構造です。米国神経外科医師会の理事であるヴォルカー・K.H.ゾンタグ医師は「脊髄は体内で最もデリケートな組織で、軽微な損傷でも修復が困難です」と警告しています。慢性的な首の痛みは、重大な脊髄損傷のサインである可能性があります。

原因

主な原因は、頭部を前方に突き出すような不自然な姿勢です。耳が肩より前に位置する姿勢は首に負担をかけます。美容師など、前屈みの姿勢で長時間作業する職業はリスクが高いです。また、加齢、外傷、交通事故なども原因となります。

予防・対策

自然な方法で予防・改善が可能です。硬めのマットレスで寝る、枕を使わずに寝る、作業中や読書時に頭を下げすぎない、背もたれのしっかりした椅子を使用する、首のこりを感じたらまず氷で冷やし、次に温める(温かいシャワーやホットパッド)といった対策が有効です。

注意点

交通事故後に激しい首の痛みがある場合はむち打ち症の可能性があり、速やかに医師の診察が必要です。一般的に、慢性的な首の痛みは専門的な医療介入が求められるサインです。稀に脊椎腫瘍が原因であることもあるため、疑わしい症状がある場合は早めに受診しましょう。

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