ドロップフット(足下垂)からの回復方法

ドロップフット(足下垂)は、足やつま先を床から持ち上げられなくなる状態です。主に腰部の脊髄神経が圧迫されることで起こりますが、脳卒中やパーキンソン病、糖尿病、腓骨神経の外傷などでも生じます。早期に適切なリハビリを行うことで、足首を動かす筋肉(背屈筋)を強化し、歩行機能の回復が期待できます。

必要なもの

  • 平らなシート
  • 伸縮性エクササイズバンド

手順

  1. 歩行時は常に足首・足部装具(AFO)を装着します。硬質プラスチック製で足底からふくらはぎまで覆い、足首を中立位に保ち、つまずきやつま先の引っ掛かりを防止します。医師の処方と専門スタッフによる装着が必要です。

  2. 仰向けに寝転び、シートを足に巻き、両端を手で持ちます。足を頭側に引き上げ、10秒間キープします。これを10回、3セットになるまで繰り返します。足関節と腱を伸ばし、足首の可動性を高めます。

  3. 同様にシートを足に巻いたまま、足指と足を使って足首を頭側に曲げます。5秒保持し、10回、3セット行います。シートの助けが不要になるまで徐々に自力で行いましょう。

  4. 椅子に座り、足を床に平らに置きます。かかとを床につけたまま、つま先と足全体を天井方向に持ち上げます。5秒キープし、10回、3セット実施します。

  5. エクササイズバンドを半分に折り、端を結びます。ドアのヒンジ下部に結び目を通し、ドアを閉めます。床に座り、バンドを足の上に掛け、頭側へ引っ張ります。抵抗を感じたら5秒保持し、10回繰り返します。3セット連続で行えるようになったら、抵抗の大きいバンドに変えるか、バンドの長さを短くして負荷を上げます。

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