PCOS患者が体重増加しやすい理由とは?
インスリン抵抗性
インスリン抵抗性(IR)とは、体内のインスリン作用が十分に働かず、インスリンに対する反応が低下する状態です。PCOSの女性はこのインスリン抵抗性により、特に腹部周りに体重が増えやすくなります。
体重増加のメカニズム
PCOSと体重増加は、食欲増進やエネルギー変換の低下と関連しています。血糖値が上昇すると、余分なエネルギーが脂肪として蓄えられます。インスリン抵抗性を改善すれば、インスリンと血糖値が正常化し、テストステロン濃度も下がり、体重管理がしやすくなります。
2型糖尿病のリスク
PCOSの女性は診断が遅れがちで、インスリン抵抗性がそのまま2型糖尿病の原因になることがあります。高血圧やコレステロールの上昇といった合併症も見られます。
食事のポイント
低炭水化物・低糖質の食事は体への負担を軽減しますが、飽和脂肪酸は控えめにしましょう。炭水化物は1日数回に分けて摂取し、血糖値の急上昇を防ぐためにGI値の低い食品を選びます。1日の適切なカロリー量は医師や管理栄養士に相談してください。
運動の重要性
定期的な運動は代謝を高め、カロリー消費を促進し、血圧を下げ、インスリン抵抗性を改善します。運動を始める際は必ず医師に相談し、無理のないプログラムを組みましょう。
