ウルシオールによる症状と治療法

ウルシオールとは

ウルシオールは毒オーク、毒ツタ、毒シラカバなどに含まれる油性の化学物質で、皮膚に接触するとアレルギー性接触皮膚炎を引き起こします。透明または淡黄色の油で、切断や粉砕した植物から滲み出ます。動物の毛、ゴルフクラブ、ボールなどに付着しても感染するほか、燃焼時に煙を吸い込むと鼻や喉、肺に影響します。

症状

ウルシオールは皮膚に付着すると数分で浸透し、12〜24時間後にかゆみを伴う発疹が現れます。症状が出るまでの時間は数時間から5日まで幅があります。主な症状は以下の通りです。

  • 赤みと腫れ
  • かゆみ
  • 水ぶくれ(数日でかさぶたになる)
  • 重症例では胃痙攣、嘔吐、全身浮腫などの全身症状が出ることもあります。

治療法

最も重要なのは接触を防ぐことですが、症状が出た場合の対処法は次のとおりです。

  • 接触後5分以内に、冷水(川や蛇口の水)で患部を十分に洗い流す。
  • かゆみが強い場合は、最初にぬるま湯でシャワーを浴び、徐々に温度を上げて最大限の耐熱温度まで上げるとヒスタミンが抑えられ、約8時間かゆみが和らぐ。
  • ステロイド外用薬(0.5%以上のヒドロコルチゾンを超える強度)を1日4〜6回塗布する。
  • 抗ヒスタミン薬やアスピリンの内服でかゆみや炎症を軽減できる。
  • 症状が重い場合は医師に相談し、経口ステロイドや他の処方薬を使用する。

症状が出たら早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが回復を早めます。

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