蜜蝋を用いた局所薬剤の吸収とその特徴

概要

蜜蝋を含む外用薬は、外用半固体製剤として主にクリーム形態で使用されます。クリームは油中水相(O/W)または水中油相(W/O)のエマルジョンで作られ、蜜蝋配合のものは主にO/Wエマルジョンです。一般的に蜜蝋は全体の約8%を占め、ステリルアルコールや水などが添加されます。皮膚や粘膜に塗布すると、薬剤は表皮から真皮、さらには皮下組織へと浸透します。

利点

外用薬の最大の利点は、経口投与で起こる「第一相代謝」を回避でき、薬剤が直接患部に届くことです。また、投与量を低く抑えられ、静脈注射に伴うリスクや胃腸障害を避けられます。胃腸に弱い患者でも副作用が少なく使用できます。

欠点

一方で、外用薬は皮膚刺激やアレルギー反応を起こす可能性があります。また、患者の塗布技術や皮膚状態によっては、薬剤の吸収が不十分になることもあります。

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