スケジュールIV・V薬の処方要件と取扱い規則

スケジュールIV・Vに分類される処方薬は、スケジュールI〜IIIに比べ依存性が低いため規制は緩やかですが、依然として厳格な管理が求められます。米国では、薬剤のスケジュール分類は米国薬物取締局(DEA)が担当し、保健福祉省(HHS)の評価を経て決定されます。

ハンドラーの登録

  • スケジュールIV・V薬に関わるすべての者(輸入業者、製造業者、薬局の調剤担当者など)は、DEAに登録し、固有のDEA番号を取得しなければなりません。取引時に番号を提示させることで、違法取引のリスクを低減します。

取引記録の保管

  • すべてのスケジュール薬は取引記録を正確に保管し、2年ごとに在庫調査を実施する必要があります。スケジュールIV・V薬の記録は「すぐに取り出せる」形で保存すればよく、他の記録と混在させても構いません。

スケジュールIV・V薬の注文

  • DEAは電話での注文を認めていますが、供給者は顧客の正当性を確認しなければなりません。供給者は登録情報の誤りに対して責任を負います。製造業者は麻薬の数量・形態をDEAに報告し、流通業者は年次在庫報告を提出します。

薬剤の調剤

  • スケジュールIV薬の処方は紙面でも電話でも可能で、6か月以内に最大5回のリフィルが許可されます。スケジュールV薬の中には処方箋が不要なものもありますが、薬局は購入記録を特別なログに残す必要があります。購入者は18歳以上で、年齢確認のための身分証明書の提示が求められます。

処方薬 - 関連記事