Xeloda(カペシタビン)の目に対する副作用と注意点
Xeloda(カペシタビン)は、結腸がんや乳がんの治療に用いられる経口化学療法薬です。がん細胞を効果的に死滅させますが、眼に関わる副作用が報告されています。
眼への影響の種類
過剰な涙や目の水分が増える(流涙)
眼の刺激感や充血、赤み
視覚の異常やぼやけ(視力低下)
結膜炎:眼瞼や眼球の粘膜が炎症を起こし、かゆみ・分泌物・充血が見られます。
発生頻度と重要性
臨床試験(米国国立医学図書館)によると、結腸がん患者の約13%、乳がん患者の約5%で眼の刺激が報告されています。
視覚異常は約5%の患者で確認され、流涙や結膜炎は約5%で発生します。
薬剤相互作用
アルミニウム水酸化物やマグネシウム水酸化物を含む制酸薬と同時に服用すると、血中のカペシタビン濃度が上昇し、眼への副作用リスクが高まります。
リスク
まれに涙管狭窄が起こり、持続的な流涙や涙管の永久閉塞につながり、外科的治療が必要になることがあります。
考慮点
80歳以上の患者は副作用の感受性が高く、眼に関する症状が出やすくなると報告されています。
