はしか(ルベオラ)とは何か
はしか(ルベオラ)は、科学が疾病に対して勝利した代表的な例です。極めて感染力が高く、致死性もあるウイルスですが、ワクチンの開発により予防が可能です。
感染経路
はしかは、感染者の粘液(咳やくしゃみで飛散する飛沫)を介して広がります。飛沫だけでなく、ウイルスが付着した物体に触れることでも感染します。
症状
ウイルスは呼吸器系を攻撃するため、発熱、咳、鼻水が主な症状です。全身に赤い発疹が現れるのがはしかの特徴的な兆候です。全身倦怠感や筋肉痛も伴います。
二次感染・合併症
通常の症状は致命的ではありませんが、呼吸器が弱まることで肺炎、耳炎、脳炎(脳症)などの重篤な合併症を起こすことがあります。特に小児はリスクが高く、CDCによると毎年約100万人の子どもが死亡しています。
治療法
はしかはウイルス性疾患のため特効薬はなく、自然に経過させます。治療の主な目的は二次感染を防ぐことです。高熱や脱水に対する対症療法が行われます。
予防策
MMRワクチン(はしか・流行性耳下腺炎・風疹)により、米国でははしかはほぼ根絶されています。ワクチン接種ははしかだけでなく、流行性耳下腺炎や風疹も予防します。ただし、途上国や第三世界では依然として感染が多く見られます。
