呼気時に肺が発揮する総圧力はどれくらいですか?

呼気圧(エキスパイラトリープレッシャー)とは

呼気時に肺が外部に向けて発揮する総圧力は「呼気圧」と呼ばれます。呼気圧は、肺実質の弾性反発圧、呼吸筋の収縮による圧、そして気道を通過する空気の流れに伴う抵抗圧の合計です。

呼気時の圧力生成メカニズム

呼気が始まると、呼吸筋は弛緩し、肺実質の弾性反発が肺を安静位置へと戻します。このとき胸膜腔は負圧となり、肺内の空気が外へ押し出されます。呼気圧は、肺の弾性反発と気道抵抗を克服するために必要な圧力です。

呼気圧と吸気圧の比較

一般に、呼気圧は吸気圧よりも低くなります。これは、空気を吸い込むときに比べ、肺から空気を排出する際に呼吸筋が発揮する力が小さいためです。また、肺容量が大きいほど肺実質の弾性反発が強くなるため、呼気圧は肺容量に依存して変化します。

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