肺気腫が呼気予備量に与える影響は?
肺気腫と呼気予備量(ERV)の関係
肺気腫では肺の弾性反発力が失われ、膨張した後に元の形に戻ることができなくなります。その結果、肺は過膨張し、呼気予備量(ERV)が増加します。
呼気予備量とは
呼気予備量は、通常の呼気後に肺に残る空気量です。健康な成人では約1リットルが標準とされています。
肺気腫患者のERVはどれくらい増えるか
肺気腫になると、残留空気が肺に閉じ込められるため、ERVは2〜3リットルにまで上昇することがあります。
呼吸への影響
ERVが増えると、横隔膜は空気を排出するためにより大きな力を必要とします。さらに、気道抵抗の増大と弾性反発力の喪失が重なり、呼吸が著しく困難になります。
