スイマーのかゆみ(スイマーズ・イッチ)の原因とは?
スイマーのかゆみ(スイマーズ・イッチ)は、淡水に生息する寄生虫が皮膚に付着し、短時間で赤く炎症を起こすかゆみの強い発疹です。症状は毒常緑や虫刺されに似ており、膿疱ができて強いかゆみを伴います。
寄生虫が原因
スイマーズ・イッチの原因は、鳥や哺乳類、巻貝が保有する寄生虫です。特に巻貝が淡水湖や池に寄生虫を放出し、そこから水鳥や半水棲哺乳類がさらに広げます。
皮膚の下に侵入
寄生虫が水中に放出されると、人が接触した際に皮膚表面に付着します。春先の水温上昇期に増殖しやすく、皮膚の表皮層の下に侵入しますが、そこで死んでしまい、短期的なアレルギー反応を引き起こします。
乾かすと悪化
寄生虫に触れたからといって必ずかゆみが出るわけではなく、約3割の人がアレルギー反応を示します。特に水泳後にタオルで拭くのではなく、自然乾燥させると寄生虫が皮膚に残りやすく、かゆみが起こりやすくなります。子どもは岸辺に近い場所で長時間遊ぶため、成人よりリスクが高いです。スイマーズ・イッチは人から人へ感染することはありません。
短期間だが激しいかゆみ
寄生虫が皮膚に入ると、1〜2時間で症状が出始めます。毒常緑や昆虫に刺されたような激しいかゆみがあり、膿疱がかきむしると破れます。通常は5〜7日で自然に治りますが、一度かかった人は再発しやすいです。
予防策
淡水で泳ぐ際に完全に防げる方法はありませんが、リスクを減らす対策はあります。泳いだ後は必ずタオルで拭き、巻貝や水鳥が多い場所は避け、可能であれば深めの水域で泳ぎましょう。
