ティーツリーオイルの抽出物がもたらす皮膚効果とは?

ティーツリーオイルは、オーストラリア南東部の湿地に自生するメラルーカ・アルターニフォリアの葉から蒸留して得られるエッセンシャルオイルです。先住民は葉を砕いて切り傷ややけど、感染症の治療に利用していました。現在は医療・美容分野で、特に皮膚感染症や湿疹のケアに広く用いられています。

皮膚に対する主な効果

  • 抗真菌、抗菌、抗ウイルス作用により、にきび、爪白癬(爪の真菌感染)、足白癬(足の水虫)、白癬(体表の真菌感染)などの治療に有効です。
  • 抗菌性が高いため、切り傷、やけど、虫刺され、蜂刺され、膿瘍などの消毒・治癒促進に適しています。

副作用

  • 未希釈のティーツリーオイルは、接触性皮膚炎や全身性過敏症を引き起こすことがあります。使用部位に刺すような痛みや灼熱感、乾燥、赤み、腫れが生じることもあります。
  • 以下の症状が現れた場合は直ちに医師の診察を受けてください:発疹、かゆみ、顔・舌・喉の腫れ、めまい、呼吸困難など。

使用例

  • にきび:5%のティーツリーオイルジェルを1日1回塗布。
  • 爪白癬:100%のティーツリーオイル溶液を1日2回、6か月間使用。
  • フケ:5%のティーツリーオイルシャンプーで毎日洗髪すると、フケの程度と範囲が軽減されると報告されています。
  • 足白癬:25%または50%のティーツリーオイル溶液を1日2回、1か月間使用すると臨床的に有意な改善が見られました(オーストラリア皮膚科研究)。

使用上の注意

  • 皮膚への外用のみで、口に入れないでください。
  • 製品ラベルの指示と警告を必ず守り、目や耳の内部、妊娠中・授乳中の使用は避けてください。

皮膚疾患 - 関連記事