クモ静脈(毛細血管拡張)の症状と特徴
クモ静脈(毛細血管拡張)は、皮膚表面近くに細い血管が拡がった状態で、血流がうまく行かないときに現れます。妊娠や月経、長時間の立位・座位で症状が悪化しやすく、遺伝的要因も関与します。
外観
クモ静脈は赤色で、しばしば静脈瘤と併発します。静脈瘤は青や紫色で、クモ静脈の周囲に見られます。主に脚、骨盤部、足に現れますが、体のどこにでも出現する可能性があります。血液が重力に逆らって下肢へ流れる際、血流が滞り弱った静脈が拡張することで、下半身に多く見られます。
特徴
クモ静脈は皮膚表面のすぐ下に位置し、静脈瘤とは異なり皮膚からは突出しません。多数が集まって樹枝状の網目模様を形成します。炎症に伴い腫れや、足首付近に茶色い変色が見られることがあります。
感覚症状
脚にしびれ、ズキズキした痛み、圧迫感、疲労感などを感じることがあります。血流低下が原因で、長時間の立位や座位で症状が悪化します。足を上げて休む、長時間の立ち仕事を避けると緩和します。
その他の症状
まれに出血、血栓、潰瘍が起こることがあります。これらは静脈の弱化に起因し、重篤な合併症となり得ます。痛みや異常を感じたら速やかに医師に相談してください。
