脂漏性皮膚炎の治療期間と方法
脂漏性皮膚炎は、頭皮や股間、鼻や眉毛周辺など皮脂腺が多い部位に起こる慢性の皮膚疾患です。治療期間は症状の重さ、併存症、使用する薬剤、そして患者さんの治療遵守度によって大きく変わります。
外用薬の使用
- ステロイド外用剤(ローションやクリーム)を、鱗屑や紅斑が落ち着くまで1日2回塗布します。顔の症状にはヒドロコルチゾン軟膏を1日2〜3回、改善後は1日1回に減らします。
- ケトコナゾールクリーム(例:ニゾラール)を1日2回、1〜2週間使用すると、症状が長期間改善することが多いです。
薬用シャンプー
- 成人は、亜鉛ピリチオン、セレン化合物、硫黄、サリチル酸、タール配合のシャンプーを毎日または隔日で使用し、フケが抑えられるまで続けます。症状が安定したら、週2回に減らして頭皮の健康を維持します。
- 必要に応じて、ステロイドローションを頭皮に1日2回塗布し、追加の炎症コントロールを行います。
乳幼児・子供のケア
- 乳児には低刺激のベビーシャンプーを毎日使用し、ヒドロコルチゾン軟膏を1日2回塗布します。
- 頭皮に厚い鱗屑がある場合は、2%サリチル酸(例:ストリデックス)をオリーブオイルで薄め、柔らかい歯ブラシで優しくマッサージして鱗屑を緩めてからシャンプーします。症状が消えるまで継続します。
