顎脂肪吸引の主な健康リスクと対策
顎脂肪吸引(サブメンタルリポサクション)は、顎下の余分な脂肪を除去してフェイスラインをすっきりさせる美容外科手術です。安全性は高いとされていますが、以下のようなリスクが伴います。
主なリスク
- 出血:手術中や術後に出血が起こり、内出血や腫れが生じます。まれに大量出血で輸血が必要になるケースがあります。
- 感染:傷口から細菌が侵入すると発熱・寒気・疼痛を伴う感染症になることがあります。重症化すると血流に乗って全身に広がり、生命に関わることもあります。
- 神経障害:顎周辺の顔面神経が損傷すると、感覚の麻痺・しびれ・違和感が一時的または永続的に残ることがあります。
- 皮膚の凹凸:脂肪除去後に皮膚が不均一になり、凹みやたるみが見られることがあります。多くは時間とともに改善しますが、まれに永久的になることもあります。
- 瘢痕(傷跡):切開部位に小さな傷跡が残りますが、通常は目立ちにくいです。
- 血腫・漿液腫(セローマ):皮下に液体がたまることがあります。自然に吸収されることが多いですが、症状が強い場合はドレナージが必要です。
- 非対称:脂肪除去量の差や瘢痕組織の形成により、左右で形が異なることがあります。追加施術で修正可能です。
手術前に、これらのリスクと期待できる効果を経験豊富な形成外科医と十分に相談し、納得したうえで受けることが重要です。
