水痘(チキンポックス)の潜伏期間はどれくらいですか?
水痘(チキンポックス)は、帯状疱疹ウイルス(Varicella‑zoster)によって引き起こされる感染症です。1995年にワクチンが導入されるまで、米国では年間約100人が死亡していましたが、現在では感染した50人に1人程度が合併症を起こすと推定されています。
潜伏期間
ウイルスに接触してから発症するまでの平均期間は10〜21日です。多くの場合、症状は14〜16日目に現れます。
感染経路
水痘は空気感染します。皮膚の水疱や呼吸器から放出されたウイルス粒子が飛散し、発疹が出る1日前から感染力があります。
症状
最初は虫刺されのように見える赤いかゆみを伴う斑点が現れ、発熱を伴うことが多いです。その後、全身(口や舌を含む)に多数の赤い斑点が出現し、数日で乾いた水疱に変わり、かさぶたとなって約7日で治癒します。感染期間中に約200個の水疱ができることがあります。
平均罹患年齢
水痘は主に小児が罹患し、平均年齢は9〜11歳です。ワクチン未接種の1〜6歳児が最もリスクが高いとされています。
妊娠中の水痘
妊娠初期に水痘に罹患すると、胎児に先天性奇形を引き起こすリスクが非常に高くなります。
抗生物質の使用
水痘自体は抗生物質で治療できませんが、二次感染が起きた場合は抗生物質が必要になることがあります。
