ロタウイルスワクチンの概要と注意点

ロタウイルスは主に乳児や幼児に感染する胃腸炎で、重度の下痢を引き起こします。発熱や嘔吐も一般的な症状です。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、米国の子どものほぼ全員が5歳になる前に一度は感染するとされています。ワクチンが普及する以前は、毎年5万5千人から7万人が入院する原因となっていました。感染が最も多い時期は11月から5月ですが、地域により若干の違いがあります。

接種スケジュール

  • CDCはロタウイルスワクチンを標準予防接種に組み込み、出生後数か月での接種を推奨しています。使用するワクチンの種類により、2回または3回の接種が必要です。
  • 最初の接種は生後2か月、2回目は4か月、必要に応じて3回目は6か月に行います。

経口ワクチン

  • 多くのワクチンが注射で投与されるのに対し、ロタウイルスワクチンは経口投与です。医師または看護師が少量の液体を赤ちゃんの口に入れ、飲み込ませます。

副作用

  • CDCは重篤なリスクはほとんどないとしていますが、軽度の下痢や嘔吐が接種後に一時的に現れることがあります。

重篤な反応

  • まれに重い反応が起こることがあります。異常な行動変化や高熱が見られた場合は注意が必要です。
  • アレルギー反応として、じんま疹、呼吸困難、喘鳴、顔や口の腫れが現れたら直ちに医師に連絡してください。

注意事項

  • 重度の副反応を経験した子どもは追加接種を避けるべきです。
  • 免疫不全(がん、HIV/AIDS など)を抱える乳児は、必ず小児科医と相談の上で接種を検討してください。
  • 体調不良時は回復まで接種を延期してください。

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