皮膚科で行ういぼ除去の手順と治療法

概要

いぼはヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされ、感染した部位や他人へと広がります。普通いぼは痛みがなく、自然に2年ほどで消えることが多いですが、足裏にできる足底いぼは歩行時に圧迫され痛みを伴います。また、扁平いぼは多数集まって100個近くなることもあります。皮膚科で行ういぼ除去は、治癒を早め、目立つ増殖を確実に取り除くことができます。

治療法の選択肢

  • 薬物療法

    皮膚科医の処方により、ウイルスを抑える薬や外用薬が使用されます。代表的な外用薬はサリチル酸ジェルやカンタリジンです。免疫療法として、皮膚科医が特定の化学物質でいぼにアレルギー反応を起こさせ、周囲の皮膚が炎症を起こすことでいぼが自然に消失します。また、インターフェロンを直接注射し、免疫系にいぼを排除させる方法もあります。

  • 凍結療法(クライオセラピー)

    液体窒素を用いた凍結療法は、成人や大児に最も一般的に選ばれる方法です。凍結によりいぼ組織が破壊され、出血や瘢痕のリスクが低くなります。ただし、完全に除去するためには数回にわたって週単位で治療を繰り返す必要があります。

  • 電気焼灼(エレクトロカウタリー)

    凍結療法の代替として、電流を流す小さなプローブでいぼを焼き切る方法があります。出血が少なく、比較的短時間で処置が完了します。

  • レーザー治療

    他の方法で効果が得られない頑固ないぼには、レーザーで組織を蒸発させる治療が行われます。施術前に局所麻酔を使用し、痛みをコントロールしますが、費用が高額になる点がデメリットです。

まとめ

いぼは良性ですが、痛みや見た目の悩みがある場合は皮膚科での除去が効果的です。症状や部位に応じて、薬物療法、凍結療法、電気焼灼、レーザー治療のいずれかが選択されます。専門医と相談し、最適な治療法を決めましょう。

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