幼児の歯にクラウン装着が必要になる理由と予防策

原因

甘い飲料を長時間摂取すると、乳児の歯が急速に虫歯になる「乳児口腔症候群」や「早期幼児う蝕(ベビーボトル歯の腐敗)」が起こります。米国歯科医師会(ADA)でも指摘されています。

クラウン装着の理由

乳児の歯は仮歯ですが、感染や痛みが進行すると顎の成長や歯列の形成に悪影響を及ぼします。小児歯科医のジョン・E・ネイサン博士は、感染予防、歯列の維持、外観や自尊心の保護がクラウン装着の主な目的と述べています。

クラウン治療の種類

まずはクロルヘキシジン洗口やフッ素塗布、フッ素放出充填材などの保存的処置が試みられます。効果が不十分な場合、審美的な樹脂修復体を行い、最終的にステンレススチール製のクラウンが使用されます。

予防と対策

就寝時にミルクやフォーミュラのボトルを口に含んだままにしない、砂糖やはちみつを含んだおしゃぶりを与えないことが重要です。授乳後は湿った布で歯茎を拭き、最初の歯が生えてきたら柔らかい歯ブラシで水だけで磨きます。2歳以降は、米粒大のフッ素入り歯磨き粉を使用し、吐き出す練習と水ですすぐ習慣をつけましょう。

赤ちゃんと歯の生え始め - 関連記事