歯列矯正の流れ:装置装着前に必要なステップとは

米国では、常に約400万人が矯正装置を装着しており、そのうち約25%が成人です。矯正装置は金属ブラケットから接着式、透明なアライナーまで進化しましたが、治療期間は1〜5年が一般的です。見た目の問題が大きいほど、治療ステップも増えます。以下では、矯正装置を装着する前に行う主なステップをご紹介します。

相談(診察)

まず、矯正歯科医による総合的な評価が行われます。顎全体のレントゲン撮影(パノラマ撮影)や、様々な角度からの写真撮影が行われ、歯の型取り(ソフトパテで印象を作成)により3Dモデルが作られます。これらの情報をもとに、各歯の位置関係や噛み合わせのタイプを分析し、最適な治療計画が立てられます。

抜歯

歯が重なり合っている、ねじれているなどの問題がある場合、スペースを確保するために抜歯が必要になることがあります。原因は大きな歯、余分な歯の生え方、顎の小ささ、外傷や不適切な習慣などです。抜歯は一般歯科医が行い、1時間以内で完了します。抜歯後は歯茎が回復するまで時間を置きます。スペース不足がない場合はこのステップは不要です。

スペーサー(分離装置)

スペーサーは小さなプラスチック製のリングやスプリングで、主に奥歯の間に装着し、金属バンドを取り付けるためのスペースを作ります。装着期間は約1週間で、違和感を感じることがあります。

ヘッドギア

ヘッドギアには頸部ヘッドギア、ハイプルヘッドギア、リバースヘッドギアなどがあります。前2つは上顎前突(上の歯が下の歯より前に出ている)を、後者は下顎前突(下の歯が前に出ている)を矯正します。装置は抜歯後に装着した金属バンドと連結し、外部からの圧力で歯と顎を動かします。通常、1日10〜16時間、主に夜間に装着し、使用期間は最大16か月です。

矯正装置装着前の診療

装置を装着する前に、歯のプロフェッショナルクリーニングを受けることが推奨されます。矯正医は専用のクリーニング剤で表面の汚れを除去し、接着剤がしっかり付着できるようにします。また、装着前にホワイトニングを行うことも可能です。

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