歯科インプラントが適応できる方々
歯を失うと、笑顔や食事、会話に自信が持てなくなることがあります。感情的な影響は、時に身体的な問題以上に大きくなることもあります。そんなとき、顎に永久的に固定される人工歯、歯科インプラントは、自然でフルな笑顔を取り戻す手段となります。一般的に、1本以上の歯を失った成人はインプラントの対象となりますが、適応にはいくつかの条件があります。
義歯(入れ歯)を使用している方
入れ歯は食事中にずれやすく、話すときや食べるときに音が出ることがあります。また、年配の方が使用するイメージから若い方にとっては心理的な負担になることも。インプラントは自然な歯の感覚を提供し、ずれや音を心配せずに食事や会話が可能です。取り外し可能なブリッジを使用している方も、インプラントの候補となります。
歯周病や虫歯で歯を失った方
インプラント埋入時には健康な歯茎が必要ですが、歯周病や虫歯が原因で歯を失った方でも適切な治療を受ければインプラントは可能です。口腔外科医は歯周病専門医と連携し、手術前に歯茎の状態を最適化します。
慢性疾患を抱える患者さん
糖尿病や高血圧などの慢性疾患があっても、全身状態が安定していればインプラント治療は受けられます。治療前に担当医と連携し、疾患が管理されていることを確認することで、術後の回復を円滑にします。
骨量が減少した方
インプラントは十分な骨量が必要ですが、骨が不足している場合でも骨移植や骨代替材を用いて骨を増量すれば埋入が可能です。骨移植は自家骨や人工素材を顎に移植し、インプラントの安定性を確保します。
