即時義歯のアフターケアと正しいケア方法
即時義歯は、天然歯を抜いた直後に装着するフルまたはパーシャル義歯です。バンドエイドのように歯茎の組織を保護し、抜歯後の出血を抑える役割があります。抜歯後は口腔内のケアがとても重要です。
最初の数日
歯科医師の指示で、装着後最初の24時間は義歯を外さずに装着したままにします。これにより出血が抑えられ、痛みも最小限に抑えられます。腫れが出ることが普通ですので、顎に15分間の氷嚢をオンオフで当てて腫れを徐々に軽減させましょう。医師からはタイレノールや鎮痛薬が処方されます。1日目が過ぎたら、1日4~5回程度義歯を外し、ぬるま湯に塩を溶かしたうがいで口内を洗浄します。このうがいを最初の1週間は毎回行い、以降は必要に応じて毎日続けます。
即時義歯装着後の最初の2週間
縫合糸が残っている場合は、自然に溶けるか、約1週間後に歯科で除去します。最初の1週間は柔らかい食事を心がけ、徐々に通常の食事へ移行してください。また、最初の1〜2週間はビタミンCを1日最大1000 mg摂取すると、創部の回復を促進します。抜歯後48時間は喫煙を避け、舌がソケットや縫合部に触れないよう注意しましょう。
新しい義歯に慣れる
新しい義歯は数週間は不快感があります。食事に慣れるまで時間がかかることがありますので、義歯用接着剤を使用すると安定します。歯茎に痛みや圧痛がある場合はすぐに歯科医に相談してください。歯茎が回復し軽く縮むまで、義歯は大きく感じられます。歯茎が十分に回復したら、リライニング(再装着調整)を行います。必要に応じて数回調整が必要になることがあります。抜歯後の完全な回復には最長で18か月かかります。
