取り外し可能な部分義歯(RPD)の使用とケアのガイド

取り外し可能な部分義歯の素材

取り外し可能な部分義歯(RPD)は、取り外し・再装着・日常的な手入れができる補綴装置です。歯茎や口蓋に乗せるように設計され、金属やプラスチック製の小さなクリップやコネクタで既存の歯に固定します。ベースは主にアクリル樹脂または金属で作られ、人工歯はアクリルまたはセラミック(ポーセリン)です。米国歯科医師会(ADA)によれば、RPDは他の義歯に比べて安定性や保持力が高いとされています。多くの患者が外観の改善を実感しています。

RPDの選び方とメリット

取り外し可能な部分義歯を選ぶ理由はさまざまです。食事が快適になるだけでなく、唇・頬・顔の自然な輪郭を回復させ、口周りの早期シワの発生を抑える効果があります。また、歯の移動を防ぎ、食べかすが隙間にたまって起こる歯肉の炎症や疾患を予防します。上下顎の正しい関係を保つことで、顎関節の問題を軽減することも期待できます。

発音への影響もあります。ADAは、歯が欠損していると話しにくくなることが多く、部分義歯がその改善に役立つと指摘しています。一方で、設計や調整が不十分だと特定の音が出にくくなることもあります。さらに、時間の経過とともに口腔の変化により義歯が合わなくなり、炎症や潰瘍を引き起こすことがあります。定期的なチェックと調整が必要です。

費用とお手入れのポイント

部分義歯の価格は概ね5万円〜13万円程度です。保険適用の有無、施術を受けるクリニックの所在地、使用する素材によって変動します。

お手入れは、柔らかい布や専用の義歯ブラシで毎日優しくブラッシングし、ADA認定の義歯用洗浄剤を使用してください。就寝前には水または義歯専用の浸漬液に浸して乾燥を防ぎます。金属部品がある場合は、浸漬液によって錆びることがあるため、歯科医師に適切な保存方法を相談しましょう。

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