歯周皮弁手術後のケア指示

痛みの対処

軽度から中等度の痛みには、アセトアミノフェン(例:タイレノール)やイブプロフェン(例:アドビル)を服用すると効果的です。歯科医が強力な鎮痛薬を処方する場合は、痛みが激しいときのみ使用してください。

術後24時間は、患部に冷湿布(または氷嚢)を25分当て、5分休むというサイクルで行います。1日目が過ぎたら、温湿布や温かい湿ったタオルに切り替えて血行を促進しましょう。

感染防止

手術後12時間は患部をうがいしないでください。うがいを行う場合は、市販のマウスウォッシュは避け、ぬるま湯に塩(小さじ1/2)を溶かしたものを使用します。やさしくゆすぎ、激しく口をすすがないように注意しましょう。

術後3日間は喫煙を控えてください。喫煙は血流を阻害し、感染リスクやドライソケット(乾燥嚢)を引き起こす原因となります。手術後2週間以内に喫煙すると、乾燥嚢のリスクが特に高まります。

栄養管理

手術側の歯は噛まないようにしつつ、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。飲み込みやすく、かつ栄養価の高い食品としては、栄養強化ドリンク、ヨーグルト、フルーツ入りカッテージチーズなどが適しています。

マッシュポテトやチョコレートムースといった柔らかい料理も選択肢に入りますが、糖分が多くなる点に留意してください。飲料はストローの使用を2週間程度避け、口腔内の負圧で血栓が外れないようにします。

ドライソケット(乾燥嚢)について

ドライソケットは、抜歯部位の血餅が早期に失われ、傷口が十分に閉じないことで起こる激しい痛みです。早期のうがいや喫煙、ストローの使用が主な原因です。

症状としては、患部が持続的にズキズキと痛み、夜間に痛みで眠れなくなることがあります。疑いがある場合はすぐに歯科医へ連絡し、患部の詰め物と鎮痛薬の処方を受けてください。

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