プラーク(歯垢)とは何か?
プラークとは
プラーク(ラテン語で「白い物質」)は、糖分を含む食べ物の残りかすを栄養源とする細菌が集合して形成する、歯や舌に付着する粘膜状のフィルムです。キャンディーや砂糖入りガム、炭酸飲料などの糖分が口内に残ると、細菌が増殖し、プラークが厚くなります。
プラークが歯茎に与える影響
プラークが歯肉ラインの下や歯間に残ると、時間とともに石灰化して歯石(タルト)になります。歯石はさらに細菌の温床となり、歯肉炎や出血を引き起こします。放置すると歯周病が進行し、歯を支える骨が吸収され、最終的に歯が抜け落ちます。
プラークが歯に与える影響
プラークに含まれる細菌は酸を産生し、エナメル質を溶かします。細菌は歯の噛み合わせ面の凹凸に潜みやすく、エナメル質が侵食されると、次第に柔らかい象牙質へと進行します。虫歯は初期段階では自覚がなく、食事中に割れたときに初めて気付くことが多いです。進行した虫歯は歯根まで達し、最終的には歯全体が崩壊します。治療には詰め物、クラウン、ブリッジ、根管治療などが必要です。
プラークの予防と除去方法
プラークは虫歯や歯周病の元となるため、毎日きちんと除去することが大切です。歯ブラシは歯の表裏を1本ずつ円を描くように3分以上かけて磨きます。歯磨き粉の銘柄はそれほど重要ではなく、ブラシの使い方が鍵です。また、デンタルフロスで歯間と歯肉ラインの下をやさしく掃くように動かし、1日1回は必ず行いましょう。さらに、半年に一度は歯科医でプロフェッショナルクリーニングと検診を受け、プラークや歯石の除去とともに、歯周病や虫歯の早期発見を図ります。
