エナメル質は何でできているのか?
エナメル質は体内の組織の中で最も硬い組織です。歯の冠部(目に見える部分)を覆い、透明なのでその下の象牙質の色が透けて見えます。
無機成分(ミネラル)
エナメル質の約87%はハイドロキシアパタイトというカルシウムリン酸塩の結晶です。ハイドロキシアパタイトは骨の主構造成分でもあります。
有機成分
エナメル質の有機成分は全体の約2%しか占めませんが、正確な配列は未だ研究が続けられています。
水分
残りの約11%は水分です。
タンパク質
エナメル質の形成に関わる主なタンパク質には、アメロギニン、エナメリン、プロテイナーゼ、アメロブラスチンがあります。特にアメロギニンは全タンパク質の約90%を占めます。エナメル質は象牙質や他の硬組織と異なり、コラーゲンは含まれていませんが、胎児期のエナメル形成段階ではコラーゲンが存在する可能性が指摘されています(フィンランド歯科研究所の研究)。
