歯科器具の種類と歴史
歯科治療に欠かせない器具は、古代ローマ時代から使用されてきました。現代でも使われているものと、形状や機能が変わったものがあります。ここでは、日常的に使用される代表的な歯科器具をご紹介します。
マウスミラー
マウスミラーは先端が角度付きの小さな鏡で、歯科医が口腔内部を観察できるように設計されています。1984年にローマ帝国時代の銀製ミラーがニューミルトン・コレクションに加えられ、現在のミラーと形状が非常に似ていることが判明しました。
シックルプローブ(探針)
シックルプローブは金属製のフック状の道具で、虫歯の有無を確かめるために歯のエナメル面を押しながら探ります。名前は農作業で使う鎌(シックル)に由来し、別名「デンタルエクスプローラー」とも呼ばれます。
デンタルバース(研削ビット)
バースはエナメルや象牙質を削るための切削工具で、形状やサイズが豊富にあります。カーバイド、ステンレススチール、ダイヤモンドコーティングなどの素材で作られ、ドリルの先端に取り付けます。シャンク(軸)の形状で、ラッチ型・直角型・ロングシャンク型などに分類され、低速・高速の両方の処置に対応します。
デンタルドリル(ハンドピース)
ドリルは主に虫歯除去に使用され、正式名称は「デンタルハンドピース」です。回転速度は最大で時速50万回転(rpm)に達することもあり、音と振動が患者の不安を呼び起こすことがありますが、正確な削除が可能です。
