義歯の代わりになるインプラントとは

歴史

最初の歯科インプラント手術は1965年に行われました。チタンが骨と結合しやすく、組織に害を与えないことが分かり、従来の義歯に代わる方法として開発されました。近年、部分義歯や全義歯に代わる選択肢を求める人が増えており、インプラントは自然な外観と噛み心地を提供します。

デメリット

インプラントにはいくつかの欠点があります。費用は従来の義歯に比べて高額で、手術が必要です。そのため保険適用外となることが多く、全ての人が受けられるわけではありません。手術前には免疫系疾患や治癒能力に影響を与える疾患の有無を徹底的に確認します。外科的処置であるため、感染、疼痛、神経損傷、顔面のあざなどのリスクがありますが、健康な患者のリスクは比較的低いです。

インプラント手術の流れ

チタン棒(インプラント体)の埋入

手術の6か月前までに全身X線検査を受け、顎骨の形状や強度を確認します。その後、チタン棒を顎骨に埋め込む手術を行います。術後は腫れが生じますが、4日~1週間で軽減します。縫合糸は腫れが治まった後に除去し、術後1か月から6週間は軟らかい食事に切り替えます。この期間が終わると、次の重要な段階である「オッセオインテグレーション」へ進みます。

オッセオインテグレーション(骨結合)

チタン棒が顎骨と結合するプロセスで、通常3~6か月かかります。期間終了後に歯科医がX線検査で結合状況を確認し、問題がなければ次のステップへ進みます。

アバットメント(支台)の装着

アバットメントは自然歯の根に相当し、インプラント体と人工歯をつなぐ役割を持ちます。患者は取り外し可能な義歯型インプラント(リムーバブル)か、固定式インプラント(フィックスド)を選択できます。アバットメント装着後に再度X線検査を行い、問題がなければ人工歯を取り付けます。さらに3~6か月の治癒期間と最終検査を経て、手術は完了します。

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